お知らせ

なぜ、合同会社の設立が増えているのか?そのメリットを見てみよう! その2

<合同会社を設立するメリット その2>

1 合同会社では、業務執行をスムーズに行うため、「定款自治」がとられています。

  そもそも「定款(ていかん)」とは会社の目的や組織、活動などに関する根本規則をいいます。

  合同会社は、全社員が出資者であり経営者(定款で別段の定めもできます)ですので、株式会社のような株主総会や取締役会の設置義務もなく、社員全員の同意を持って、素早く経営の意思決定ができます。



2 社員全員が「有限責任」なのでリスクは小です。
 

  例えば、商品の仕入れや備品の購入に常に現金で払えるとは限りません。「掛」にしてもらい月ごとに返済する場合が多いと思います。でも、もし会社が倒産してしまったら、出資者は業者に一般に自己の資産をはたいてもその返済をする必要がありますが、この「有限責任」というのは出資者が出資した額までしか責任を負うことのない責任のことです。

従って、自分の出資金が返ってこないだけで済みます。