「育成就労制度」はいつから始まりますか?→令和9年4月1日です。なぜ、このタイミングで導入されるのか?
令和9年4月1日から技能実習制度に替わり、新たな制度である育成就労制度が始まります。
同日以降も一定の要件の下、技能実習を行うことができますが、技能実習生が技能実習3号に移行するには、令和9年4月1日時点で技能実習2号の活動を行っている期間が1年以上であることが必要です。
このため、技能実習3号に移行するためには、遅くとも令和8年4月1日には技能実習2号の活動を開始している必要があります。
🔲なぜ「育成就労制度」が導入されたのでしょうか?
技能実習は「国際貢献・技能移転」が目的という建前に対して、実態は人手不足を補うための低賃金労働
力になっていた からです。
低賃金・長時間労働、転籍禁止、保証金や違約金、人権侵害などが国内外から強く批判されてきました。
政府の有識者会議が「技能実習は廃止し、新しい制度へ」と提言し、法改正で正式に方向転換しました。
・介護、建設、製造、農業などで人手不足が続き、今後も悪化が見込まれているためです。
つまり長年の課題が限界に達したことと、日本の深刻な人手不足が重なり、法改正の準備が整った今が
「切り替えざるを得ないタイミング」になったということです。
つまり当制度の目的が、人材育成と人材確保になったということです。
行政書士野原周一事務所