農地バンクのメリット、デメリットとは?
前述した農地バンクの制度ですが、
まず、メリットから説明して参ります。
<メリット>
①農地の有効活用ができる点です。
②農地中間機構が仲介している制度なので、信頼性の高いものとなります。(農林水産省管轄)
③農地中間管理機構から「協力金」という補助金が出ます(但し条件あり)。
最低でも1ha 2万円 最大で2ha 70万円を受領できます。
④契約期間の最低は10年ですが、延長も可能です。
貸出し期間の計画が立てやすいことです。
<デメリット>
①最低10年という期間は貸し出すことになっているので、この間は売却が難しい。
②賃料は、借り手と農地中間管理機構との間の協議で行われますが、どうしても借り手となる者が少ないた
め、借り手側の意向に沿う形で決まることが多いようです。
この点は、今後の改善ポイントとなる点です。
③知らない人が、何十年も農地で耕作することに抵抗を感じる人が多い点です。
④借り手側の数より、貸し手側の数が多いため、農地中間管理機構に依頼しても、必ずしも借り手が見つか
るかどうかは分かりません。
(手続)
貸し手希望、借り手希望の方からお電話によるお問い合わせをしてください。
兵庫県の場合は、「兵庫みどり公社」(電話:078ー361-8114)まで手続について
お問い合わせください。
行政書士野原周一事務所
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